まだまだ冷え込みが続く2月最終日。
早朝6時に出発し輪島市町野町へと物資を届けるため出発しました。
以前訪問させていただきました輪島市町野ワンちゃん家族。
近隣避難所がペットNGとのことで事務所で生活されるお宅で、到着すると出迎も早々に自分のオヤツを物色(笑)
近くの近隣のスーパーまで1時間、配給所は大量持ち帰りが問題化し数量制限という状況でワンちゃんだけでなく家族の食事もまだまだ我慢を強いられる環境で過ごされております。
町野町だけではありませんが、大半の方が避難所や地域外へ移動されてまるでゴーストタウンのような状態。
同町内でこちらも再訪問ですが、自宅が壊滅的ダメージを負い自宅前のハウスで生活されているネコちゃんご家族。
以前お届けした物資を大切に使っていただいており足りない物がないか聞きに伺いました。
築100年は経過した立派なご自宅も今後解体されるそうです。
本来は幹線道路として機能していた道路は未だにがけ崩れにより通行不能、輪島市、珠洲市双方へ最短道路が寸断されている状態です。
半島という地形の影響もあり、奥へ行けば行くほど瓦礫、道路の寸断が手つかずのまま残っています。
(画像は曽々木海岸から珠洲市に向かうトンネル。上:震災後、下:震災前)
町野のお宅訪問後、珠洲市へは寸断された道路を迂回して訪問。
震災前は観光地として多くの方が訪れた恋路海岸と見附島。
その見附島前に日本レスキュー協会様が新たな物資配布拠点を設置されました。
皆さまから頂戴した物資が整然と並び、被災者の方々の元に届けられていきます。
珠洲市からの帰路、これまで入っていなかった白丸地区を訪問。
津波の被害のあったエリアで地震の倒壊とはまた違う光景で、東日本大震災に現地で見た風景を思い出し、地震にさらに大波というダブルでの恐ろしさを再認識させられました。
近隣には大人気の酒蔵「宗玄酒造」があります。
12月にお客様をお連れして訪れた名酒の酒蔵も甚大は被害にあわれ、復活を心から願うばかりです。
最後に、日本レスキュー協会能登町ベースに追加の物資を搬入し今回の訪問は終了。
まだまだ復興には程遠い現実を再確認し帰還しました。
これからも継続的に支援を続けてまいります。
皆さまのご支援をぜひよろしくお願いいたします。
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