今週は冬型の天候となり気温もかなり低い日が続きます。
この日も朝の気温は0度と真冬の寒さでしたが、支援者様からご提供いただいた防寒ツナギでスタッフも完全武装。寒さを感じない最強装備でハイエース2台で出発しました。
まずは穴水ベースに立ち寄り、日本レスキュー協会様との連携でお預けする物資の補充と、これから伺う先用のブランケットの積み込みです。
積み込み完了後、柳田植物園に向けて移動。
途中、未だに崩落したままの道に遮られ迂回しての現地入り。
植物園には被災地の情報集約や提供で連携する熊本支援チームさんが拠点を設け、被災家屋の片づけ、車の無い方やへき地の方向けの物資配給などを行っています。
20代を中心とした若者が震災発生からずっと寝泊りして被災地支援を行っています。
弊社支援と同様、ぜひ応援ください。
柳田での物資搬入後に向かったのは日本レスキュー協会能登町ベース。
被災各地への細やかな対応をいただき日本レスキュー協会様に物資を託します。
各所への物資の搬入を終え、最後に日本レスキュー協会様が立ち上げたペット同伴避難所を訪問。
当初は入居者も少なかったのですが、現在は満杯。
周辺は未だ倒壊家屋で道が塞がれているような状態ですが、被災者の方から仕事や片付け中にワンちゃんネコちゃんを預かるためのトレーラーハウスも設置し、ペット支援の拠点として機能しています。
ここも皆さまからご支援いただいた物資を配布する拠点となっており、おおよその物資が弊社からの納入物資で、皆さまからの支援が本当に役だっております。
現地の支援団体の数、物資の量ともに震災当初の「お祭り騒ぎ」が終わり明らかに減ってきております。
現地では店舗も営業を再開し欲しい物が買える状況でもありますが、罹災証明や見舞金の遅れなど被災者の方にとってはお金を使うことはまだまだ不安な状況です。
一部には「もう店も開いてるから物資は不要」といった声もあり、それも指摘として間違ってはおりません。
被災者それぞれの経済状況の違いでそれが可能な方と難しい方が存在しており、現地の状況を細かく知り適切な支援を続ける必要があるように感じます。
ゼロームペット支援チームではそういった現地のそれぞれのニーズにあわせた支援を今後も継続して続けてまいります。
皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
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